普通のデートは特別なデート

朝早くに起きてご主人様をお送りしました

仕事が終わるまで1時間ほど待機です

 

車を降りる時

昨日来るって言う人いたからさ〜

ちょっと仕事してくるから〜

って笑って言ってました

 

もしや終わらなかったのに

無理に終わらせてわざわざ私の相手してくれたのでしょうか…

なんて優しい…

そして私は散々ご主人様の邪魔してる…

でも嬉しすぎる…

 

待つのは慣れているので平気です

 

いつもならマスクするので化粧半分ですが

今日は久々顔全部

ご主人様と一緒に歩くのですから

ちゃんとしないと…

 

と言ってもご主人様は近所をうろつく様な格好…

いつもと変わりません

それでいいんです笑

 

どこに向かうか適当でしたが

私が何食べたいのかお伺いしたら

海鮮物って言われ

海方面に向かうことに

 

結構な距離だったので

いいドライブでした

 

途中ご主人様は運転してる私にいたずらばかりします

 

胸で遊んだりして運転になんて集中できません

 

そしてご主人様道案内は適当でした笑

行きたいところにたどり着けず…

すぐ近くだったからよかったものの…

 

お腹すいたと言ってましたが

お店がまだ開店前だったので

少しウロウロ

私もご主人様も一人で勝手にどっかに行ってしまうので、お互い見失うという…

 

海鮮丼を頼み

できてくるまでしばらく時間ありました

たわいもない話で笑い

凄く楽しい時間です

笑って過ごすだけでこんなにも癒される

いつもの日常がもの凄く遠く感じました

 

食べてる時に

何気なく外を見たら子供を4人連れてる家族がいました

 

ふと私の口から

よく4人も産めるなぁ〜

と、一言出てしまいました

 

ご主人様が

そんなに子供欲しいのか?と聞きます

 

先日病院行った時に、先生に言われたことを説明しました

 

そしたらご主人様が

俺の血が欲しいんだもんな〜

と、私が前行ったこと覚えているではないですか!

 

この先

かなり可能性は低いですが

ご主人様との関係がある以上

考えなくてはならないこともあります

でも、もしできたとしても

私はご主人様の子供が欲しいと

以前話したことがあります

それは、今の生活がガラッと変わっても良いと思うほどの覚悟があったからです

 

ご主人様が嫌なら

私は一人で産んで育てたいと言う気持ちもあります

 

こんな風に思ったのは初めてで

この人の遺伝子が欲しいと身体と脳が言っているようでした

 

ご主人様は

ダメだ自分の子なんて

ろくな子にならないから

と以前言ってました

 

産んでも何もしてやれないからなぁと言ってたのも覚えてます

 

結構前にそんなこと言ってたのに

ちゃんと覚えててくださいました

 

今回ご主人様の口からそんな言葉が出てきて

私はドキッ!として

一瞬周りの全ての時が止まったかの様に感じ

うん、とだけ言ってうなずきました

本当はもっと話したいけど話せない

だから目も全く見れませんでした

 

ご主人様はそんな私をみてなんて思ったのでしょうか…

怖い…

 

食べ終わってお腹はち切れそうで

行きたくないと言われたけど、少し様子見るだけと言って無理矢理ショッピングモールへ連れていきました

 

少し休みたいと言われ

車で涼んでいると

ご主人様は急に舐めろと言い

私の頭をつかみTシャツの中に押し込みます

 

通り過ぎる車に見られないか

ドキドキするのでしょうか

ご主人様は楽しそうでした

 

モールの中ではご主人様と肩を並べて歩きます

手はさすがに自ら握れなかったです

ですが肩とか手が一瞬触れる時

もの凄く心臓がドキドキします

それくらいお互い寄り添って近くを歩きます

胸キュン過ぎて死にそうでした

 

靴を見ている時

いいのを見つけました

 

カーキと白があって

私はカーキを試し履きしたのですが

ご主人様がそれをみてて

白がいいんじゃないか?

白の方がいいな

って言うではないですか

 

それにサイズが合ってないんじゃないか?

この辺がゆるい様に見えると

触ってちゃんとアドバイスしてくれます

嬉しすぎて思わず靴を買ってしまいました笑

 

なんて素敵な時間なんだろう

ただ歩って人混みの中ウロウロしただけなのに

こんなに楽しいって思えるなんて

 

店に入ると私は勝手に奥へ奥へと行くので

ご主人様が探してくれるではないですか

今度は私が先に出てきて店の外で待ってると

ご主人様がヒョコッと店から出てきて私を見つけて歩み寄ってくる

遠くだけど目が合っただけで安心します

 

この日の全てが

本当に

夢の様な時間でした

 

普通のことが

特別と感じる

心が満たされまくって溢れてる感じ

 

帰り道は来た道と違うところを通りたいとご主人様が言います

どこ走ればいいか聞くと

とりあえず適当に走れ

大丈夫だから

どーにかなる

と言います

いい加減だなぁとも思うけど

大丈夫だからとか

そんな言葉にいつも助けられます

ご主人様は頼れる存在です

 

しばらくするとご主人様は寝てるではないですか

運転しながらご主人様の寝顔を見て

笑顔になってしまいます

写真に残しておきたくて

携帯のカメラを起動しましたが

なぜか撮りませんでした

 

自分のこの目で見て

脳に焼き付けようと

 

今、私はご主人様を独り占めしている

とても幸せに感じました

 

気持ち良さそうに寝てるし

少し遠回りして走ります

早く帰りたくないから

 

このままご主人様との時間がずっと続けばいいのに

 

そー思ってご主人様を愛おしく見つめました